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2011年12月08日

八ヶ岳 赤岳(2,899m)

Team Oki Off


召集令状


通称


【ヲトコの赤紙】



赤岳(2,899m)山行



「訓練第一。
冬装備の実証

雪山を肌で感じよう」



八ヶ岳 赤岳(2,899m)



12月14日


美濃戸山荘 出発


予定ルート

美濃戸山荘 → 北沢 → 赤岳鉱泉 → 行者小屋 → 地蔵尾根 → 赤岳展望荘
→ 赤岳頂上山荘 → 赤岳2899m → 文三郎尾根 → 行者小屋 → 南沢 → 美濃戸山荘







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冬の「赤岳」山行に対して


雪山の話ですが
今冬の目標とされていると思われる赤岳ですが
素晴らしい山歴を持たれる技術顧問や所謂エキスパートな方々と交流のある
貴方に対し小生の拙い山歴を晒すのも聊か恥ずかしい思いですが
赤岳だけで申しますと
地蔵尾根、文三郎尾根、県界尾根、真教寺尾根
赤岳主稜、南峰リッジから複数回登った事があります
いずれも厳冬期を含む積雪期です

前回の書き込みの最後に事故について書きましたが
貴方の返事にあったように、行かなければ事故は当然起きません
しかしやってみなければ事故が起きるかわかりませんとありますが
技術顧問がいらっしゃる貴方に言うのも僭越ですが
雪山には登ってはいけないコンディションがあります、そう雪崩です
数日間の天候、冷え込み、積雪量を考慮し雪の状態を見て判断しなくてはなりません
この場合、やってみなければわかないと言って登ると間違いなく事故が起きると思います
詳しくは技術顧問から既に教授を受けているとは思いますが・・・
地蔵尾根、文三郎尾根でも雪崩のリスクは十分あります

そして一般登山道は雪の下との事ですが
森林限界を越えた赤岳の付近は雪ではありません岩と氷の世界です
赤岳に偵察登山をする姿勢は大変素晴らしいと思います
地蔵尾根の鉄階段が全て埋まる程の積雪の中を登る事は
お住まいから推測するに雪歩きは慣れていると思いますから可能でしょう
しかし地蔵尾根上部の岩に薄氷の付いた急斜面を登れますか?
あの辺りは雪が多いとナイフリッジになる場合があります
赤岳山頂付近の急峻な岩場をアイゼン歩行で下れますか?
滑落したら止まれるか?とありますが止まりませんよ
自分の上下も分からないまま岩に激突するでしょう

赤岳に登るなと言うのではありません
亀の如く山に取り組んでいるのなら何故、今冬に赤岳なのでしょうか?
東北地方にも初心者から楽しめる雪山が多数あると思います
谷川岳や赤城山も素晴らしい山です
八ヶ岳ならば硫黄岳や天狗岳と初心者が挑戦するには良い山です

凍りついた岩場でのアイゼン歩行も未経験で
ピッケルも未経験、正直申しまして赤岳で滑落した場合
小生にも停止させることは無理かと思います

失礼な言い方ですが雪山を1座登ったパーティーが
今冬に目指す山ではないと思うのです
柔らかい雪ではなくクラストした雪面や凍りついた岩場をアイゼン歩行する訓練を十分にして
絶対に転ばない、爪を引っ掛けない
その自信が付いてから挑むべき山です、赤岳は
不思議なのは技術顧問やエキスパートの方々は今の貴方に赤岳登れると言うのでしょうか?

是非、亀の如く実力地力をつけてから挑戦して頂きたいものです

気が付いたら饒舌に過ぎました
小生のような山屋でもエキスパートでもない者がお目汚しを大変失礼致しました
小生の願いは愛する山での事故が1つでも減って欲しい、それだけです
もう2度と書き込みすることはないでしょう
ブログの新着から誤って訪れた場合はお許し下さい
それでは充実な山行を祈っております

長きに渡り大変失礼致しました


文章一部抜粋させて頂きました


経験豊富なアルピニストより大変なご心配頂きました。

ゆかい隊員が返答させて頂きましたので、改めて掲載させて頂きます。


先ずは貴方様が経験も豊富であり そして何よりも我々を心配してくださるこの内容に
本当の山ヤさんである事を強く感じられ大変うれしく思います。

厳冬期の赤岳についての状況等 仰る通りだと思います
実はそのような状態である事を詳しく聞いておりました。

そして実際の写真画像や山行記録など膨大なデータを集めて解析もしておりました。

「やってみなければわかない」この表現も大変失礼しました。
実は全ての好条件がそろった場合だったとしても 
「どこで止めるか」を判断する山行として赤岳を選択した次第です。

ブログの流れからも あたかも登るのではと感じさせてしまい
そのネタ的要素が強い記事に心配や期待を通り越し 
読者の皆さんに嫌悪感を与えていたのかも?と反省していた次第であります。

>柔らかい雪ではなくクラストした雪面や凍りついた岩場をアイゼン歩行する訓練を十分
 
実はこの部分が大問題でした、訓練・合宿を行うも この条件が安全に非常にいい形で
揃ってるのが山小屋も通年営業で充実してる八ヶ岳位しか見当たらず 東北の山々では
ラッセル訓練状態・・・ 雪国ですから裏庭でもこんな訓練はできる訳で困っておりました。

かと言ってスキー場などで事故になりかねませんから練習は出来ませんし。


>絶対に転ばない、爪を引っ掛けない
仰る通りであります。 

そう指導を受け3シーズンすら絶対転倒しないよう
コースレコードなど二の次で夏山を慎重に歩いて来ました。

夏山で転倒するようなら雪山なんて とても無理。

冬季に尾根歩きをする際、ピッケルは事実上殆ど使わないそうですね。
バランス取りにもならないそうで確保する場合の支点に使ったり、
テントの張り綱のアンカーに使うことの方が多いと聞いてます。

メスナーが8000m峰14座単独無酸素登頂した時にはダブルストックだったとか?
雪山はとにかく転ばないことが最大の安全、と言う事と受け取りました。

それと実際命に関わるような滑落をした場合、スピードがついたら
絶対にピッケルで止めることはできないそうですね。
ピッケルで止まるようなら それはピッケルが無くても
自然に止まる程度の斜面、と言う事とも聞いてます。

そのようにココには書ききれない多くのアドバイスを受けながらの3シーズン中の山行。

ブログをよく見て頂くと分かるのですが ロマンと称し 無駄に荷物を背負ったり 
初心者丸出しのダブルストックの多用など バランス感覚や雪上での登坂力増進
を目的として自分達なりにメニューの組み立てをやってました。 

でも、仰る通り まだ まだ です… 何よりも経験そしてパワーも足りない。


>不思議なのは技術顧問やエキスパートの方々は今の貴方に赤岳登れると言うのでしょうか?

確かにOKサインと共に 赤岳への一般登山道利用であれば ロープ無し ガイド引率無し 
我々のみで赤岳に行ってみてもイイですよ。との事でした。   

1番の理由として これは我々が「赤岳を登る」以前に、
「登っては行けない」「ここは登れない」「登山に対する総合的にも初歩的な判断」が
自分達で出きるようになった。そのような意味でのゴーサインでした。 

我々の行なってきた3シーズンの山行は日々の鍛錬を怠らず 初心者として 
その目指す山に対して情報を集め 特徴をきちんと分析し 安全かつ無理の無い計画で
行ってると言う部分が宿題だった?
終わってみればそのような1年でありました。

登るまでに数週間・数ヶ月も掛けてるのは 行き当たりバッタリでは無く 
連峰であればその全ての水場やコース・山名・360度の天望など 出来る限り
頭に叩き込んだりもちろん役割分担も取り入れて準備万端になり いよいよ告知。 

後は登る日までトレーニングと家族団らんの日々 そんな流れでありました。

内輪ネタが多いと感じられたのも 多分に一つの山行に対しても この様な念密な打ち合わせ
ですからあまりにも出来すぎてる部分がブログやコメントに見えたところにあるかもしれません。

あまり危険や辛い部分を書かないのは 登山と言う素晴らしいアウトドアへの門を
これから始める人たちに対して狭めてしまうのでは?ないか・・・ 

そんな思いから とにかく楽しく 面白可笑しく、そして情熱的に?でしょうか
結果、不快と思われる方がいらした事を反省しております。 

ここまで内情を書いてしまいますと ブログ的につまらない物に仕上がってしまうかな~と
思ってましたが ココまで荒れたブログもありませんから
今後はサラッと書いていくつもりでおりました。 


>願いは愛する山での事故が1つでも減って欲しい、それだけです
あなたが本当の山ヤさんである一言として 後輩である私は またひとつ素晴らしい言葉を頂きました。

ここに至るまで参考として過去の遭難記事も大量に読んでおります、残された家族の姿など
涙止まらない事も多く、登山を止めようかと思う日もありました・・・

ホント仰る通りであります。 

私も貴方のような気持ちで山に向かい合いたいと思います。 

いつか、どこかでお会い来る日を願っております ありがとうございました



内輪の様子が露呈してしまい 赤面の至りです。


今回の山行、
山頂はあくまでも「目標」

訓練を第一として、私は 行者小屋から望む 山頂を写真に収めて 下山も有りかと考えております。










 
















タグ :赤岳

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この記事へのコメントありがとうございます
改めて一読しました。
身の引き締まる思いです。

当日までお互い体調管理に留意しましょう!
Posted by cherry at 2011年12月08日 15:41
心配してくださる方を思うと つい内輪ネタ。。。 口が滑ってしまいました。

 すいませんでした。

お昼12時 隊長のブログを楽しみにしてる読者が多い中
この告知も面白みが無い物にも (´Д`)ハァ…  反省しております。

タイムスケジュール・GPS入力・登山計画書・他 関係書類・保険・訓練内容等 
副隊長以下 隊員 準備万端です(`・ω・´)ゞ

後は当日までの体調管理ですね。

現地でのアイゼン歩行訓練が楽しみでなりません♪
Posted by ゆかいゆかい at 2011年12月08日 15:50
健闘を祈ります("`д´)ゞ
Posted by wishwish at 2011年12月08日 17:25
cherryさん
ありがとうございます

行者小屋までですから、何とか私でも付いて行けるかと思ってます。

一番は、新しい靴にアイゼンを付けた時の重量増。
アイゼンでの歩行訓練

これが、第一番です ^^v
Posted by WindyJvWindyJv at 2011年12月09日 09:04
ゆかいさん
ありがとうございます

土日で荷物の詰め込み。。。少ない荷物なのにワクワク感がいつも以上です。

装備参考にさせて頂きます <(_ _)>
Posted by WindyJvWindyJv at 2011年12月09日 09:06
wishさん
ありがとうございます

先発隊 八甲田予行演習を兼ねて 行ってまいります ^^>
Posted by WindyJvWindyJv at 2011年12月09日 09:08
こんばんは!

いつも読み逃げばかりでしたが、陰ながら応援しておりました。
冬の赤岳、十分気をつけて行ってきてください。

暴露ついでに膝の鍛え方も是非教えてください<(_ _)>
Posted by nanaboopapa at 2011年12月09日 21:00
こんばんは。

真面目に、読ませていただきましたが…
コメは軽〜〜〜く、いかせていただきます。

無理だ、ここはヲトコの決断でやめよう!
…てなときには…
八ヶ岳。ニヤリ…
我が家で宴会じゃ〜〜〜。お泊まり?OK,OK〜〜〜!
リビングの薪ストーブ前か、こたろうの部屋に、寝袋でみんなで寝てぴょん♪
14日は15時には、仕事終わるし〜〜〜。
ご一行様、心よりお待ち申し上げておりまぁ〜〜〜す^^v
Posted by ごたっこ胡蘭ごたっこ胡蘭 at 2011年12月09日 21:38
nanaboopapaさん
ありがとうございます

なんちゃって、、と言いつつ 結構真剣に鍛えてます

たいした事無いトレーニングですが、近日公開 (笑)
Posted by WindyJv at 2011年12月10日 13:37
姐さん
ありがとうございます
>我が家で宴会じゃ〜〜〜。お泊まり?OK,OK〜〜〜!

山より楽しそうなんですが。。
お心遣いありがとうございます。

日帰りしか時間がとれず、ついでじゃなく、
いつの日か、訪問させて頂く日を作りたいと思います。
Posted by WindyJv at 2011年12月10日 13:41
 
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八ヶ岳 赤岳(2,899m)
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