雪壕泊

WindyJv

2011年02月01日 12:00

『置オフ山岳研究会』
「雪中泊」について。

前回の、失敗を反省しながら、よくよく考えてみると。

テント泊のゆかい隊員
タープ泊のcherry隊員

名ばかりの、名誉隊長のみが、
 
「雪中完全泊」

を実行していません。


これは、隊全体の「レベルの低下」

「士気の低下」に関るのでは?

思い悩む事 1週間。。。

「雪壕泊」実行です!!






壕(ごう):土を掘ってつくった穴やみぞ。(goo国語辞典より)








↑ご声援のポチットの後に《つづき》 も宜しくお願い致します。


先ずは、毎週休日恒例の「排雪」作業。。「雪山登山訓練」




ちなみに、「排雪(はいせつ)」という呼び名は山形だけなんでしょうか?

河川敷に、大型ダンプ可能な、公共の雪捨て場がございます。
「排雪場(はいせつば)」の看板に、違和感を覚えるのは私のみでしょうか。。

ま。一個人の疑問はさておき。。
雪の暮らしも 7シーズン目を迎え。
ましてや、今年は「雪山登山訓練」も兼ねておりますので、気合が違います。。

段々、「こつ」掴んできました。。

ドレッドライオンさんご指摘の、青森第8師団第5連隊の悲劇を繰り返さない為にも
雪中は「汗をかかない服装」(濡れない服装)これが、一番の対策ですね。。

後は、指先、足先、の防寒。

今回の排雪作業、午前10時より午後3時 休憩を除くと 実質4時間30分。。 
上:半袖Tシャツに長袖Tシャツに、ユニ 198のペラペラのウィンドブレーカー。
下:下着、CW-X 普通のズボンに長靴。靴下は前回使用の発熱素材のやつ。

これで、十分ですね。。。

CW-X 膝が楽です。。。前回は半信半疑でしたが、疲れが残りません。。

CW-X エキスパートモデル(ロングパンツ)男性用
価格:10,290円(税込、送料別)




雪壕仕様

生き埋めの危険性を回避する為に、屋根を設置
    屋根:cherry隊員の「ヒルバーグ(赤)」に対抗して、「オールウエザーブランケット(赤)」。。
    
    四隅をペグダウン。。Nステ が間に合わず、ソリステで対応。。
    







スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30(6本セット)

山用に軽いのが欲しい。






積雪対応の為に、「ショベル」を支柱代わりに使用。




「ショベル」のご紹介
MAMMUT Alugator Light  ブレード 21.5×26cm 小さいけど、、大丈夫でしょうか?
                            使ってみれば、穴掘りに不安は有りませんでした。
    
        




MAMMUT(マムート) Alugator light

結構な値段にびぃ~くりぃ。。。海外SALLに誘われて購入





前回の反省点。雪上に直接「マット」は滑る。を解消する為に、オールウエザー・・(茶)を敷く。
NASAが開発とはいえ、ブルーシートに毛が生えたような。。
でも、敷いて実際使ってみると、保温効果を確認。






就寝服装:ゆかい隊員より、ヒートテックは、温かすぎるとの報告も有り、今回は下着(半袖Tシャツ。パンツ)に、パジャマ上下にフリースを着る。靴下着用で挑む。

サウスフィールド 【特選品】 【i HEAT】ユニセックス 吸湿発熱 2足組ソックス (SF-9D34070SK)
価格:990円(税込、送料別)



実践開始





し~んと静まり返った 雪の中。

妙に神経が研ぎ澄まされますね。。。隣のボラーの音。遠くを走る車の音。。。

程なく、爆睡。。。。


前回からの改善点
   雪上に敷物を敷いた事により、マットが滑る事無く、寝る位置を固定できた。
   フリース着用で、お尻の冷たさは感じなかった。

   マットからの寒さは一切感じなかった。

   シュラフ180センチ Jv160センチによる、足先の空間が出来る事による冷えは、足先がシュラフの底まで着く様に、
   シュラフ全体的を上へ手繰り寄せる事で驚くほど解消。
   防寒用靴下の効果有り。

しかし。。



1時間経過で、目が覚める。。

冷気を吸い込む、喉・鼻がとても辛い。。。痛い。
前回の2時間程度では感じなかった感覚。。。時間が経つに連れて、、益々辛くなる。。

気に成り、寝られない。。。

元々、喉が弱い Jv... こんな事もあろうかと、「ガーゼマスク」を準備してました。。。
息で湿ったガーゼが凍るか。。。と思いながら。。いつの間にか 眠りに着く。。


完全泊 完了





心配した「ガーゼマスク」は顔から取れて、シュラフの中に。。。
自分は、シュラフの中にもぐりこむ様にして寝ていました。。
夜中に、覚えていない行動を取った様で、シュラフの「20センチ」の余分な長さが丁度役に立った様に思われます。

しかし、口、鼻に触れていた部分が かなり「濡れた」状態に・・・。

今後、解決策を考える必要が有りますね。。

一晩の積雪は 約15センチ程度







無風、何とか潰れなかった積雪。。。と考えると 「運」が良かったかも。。
山では、無謀すぎますね。
今度はちゃんと、テント泊 します。。。反省


今回の「-4℃の雪中」で1泊した事は、
次の
2000m級日本百名山登頂
に向けた
小さな一歩として、
「自信」を持つ事が・・・・・。

と思ったら、、、、




ゆかい隊員より報告有り


現地 その日の最低気温
 

「-20℃」。。。。


マダマダ、道程は始ったばかりです。




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