置オフ山岳研究会 その日の為に 雪洞泊。

WindyJv

2011年01月17日 12:00

置オフ山岳研究会

「訓練」について。
 
−11.4℃を体験の上、雪中二泊のゆかい隊員
家庭を顧みず、クッカー新調しての雪中料理cherry隊員

各隊員の、雪中での実戦訓練の報告を受け、少し焦るオレ。

ならば、雪洞 泊 !!





雪洞(せつどう)雪に掘られた、人が入れる大きさの横穴。(Wikipediaより)






↑ご声援のポチットの後に《つづき》 も宜しくお願い致します。

朝から、雪洞掘りに燃える、オレ。。

しかし、朝食後、イの一番に命令を賜る。

くだらない、
やる暇あったら
雪下ろし。


その日の為のトレーニングと気持ちを奮い立たせる

毎日毎日毎日・・・・。スパイラルな積雪で、屋根に積もる雪



ただ、下ろせば良いと言う訳じゃないんですよね。。まず、現在積もっている既存の雪を排除。
開始1時間



住んでると狭い我が家も、屋根は何故か広大に感じる。。。
イヤイヤやるも、足元はツルツルになりますので有る意味「命がけ」(県内落下死亡事故 2名)
開始3時間(1/2程度完了)




強風。吹雪。晴れ。クルクル変わる気象状況。

汗をかくと体が冷えるので、トレーナー1枚の薄着での作業。
雪が降ってくれば、薄いウインドブレーカー。。
休憩中は、ダウン。

有る意味、雪山登山の基本訓練の様相。

汗をかかない事を基本に、状況によって防寒具を小まめに替える事。
動く事により体は温かくても、顔。手足の指先がかじかむので、防寒対策。
風は思った以上に体感温度が低い。
地吹雪対策。

改めて、学習致しました。(Skiにも通じますが。。。)

屋根での苦闘、開始より5時間経過で終了。

ただ、コレで終わりじゃないんですよね~(タメイキ)

屋根から下ろした雪を排泄しないといけないんですよ~~~(ヤレヤレ)最初に排泄しても、元に戻ってるし。。




殿の協力により 1時間掛からず完了。。




我が家は、これでも恵まれてるんですね。家の前に深さ1.5mもある排泄用の側溝が有るんです。
殿が、我が家を、購入した際の第一の理由がコレ。(私は雪降るまで理由解りませんでした)

排泄場所が無い人は大変です。家の周りに置場がなくなれば、トラックを借りて河川敷まで排泄しなくてはなりません。。
(河川敷には 指定の「雪捨て場」が設置されます)

休憩入れて、6時間の生産性の無い作業。 
豪雪の平成18年に続き、生まれて2シーズン目の「雪下ろし」完了。。。

こんな時、雪の無い国で生きて行きたいと思うんですが。

今年は、違います。。

訓練ですから。


本当は、温泉につかって「プシュ」とやりたいんですが、、最後の力を振り絞り。。
(この状況も 登山なら有りだな。。)

掘る!!




完成!!!




ぴたぁり~







さて、寝心地は。。。と思っていると。。
「夕飯作れ」の命が下されました。

今日は、「せのきんさん」御用達の「ひろしの餃子」
ちなみに。直接買いに行くと、土曜日は1個5円引きの30円になります。。

で、殿へのお酌も済み、、いよいよ~







疲れているにも拘らず、前回と違い感覚が研ぎ澄まされ、野生の血が騒ぐ・・・。

就寝スタイルは、前回同様 下着(木綿半袖Tシャツ。混合トランクス)の上にヒートテック上下。


雪洞の床。入口が低い為、雪の上に直接敷いたマットが滑り顔が表に出てしまう。。
月が見えて風流と思うが、何度奥に移動するが顔が外に出てしまう。(これが、最悪な事態に・・。)
諦めて、月を眺めながら、就寝体勢へ入る。。


目が冴える!!!!

・普段の、ベットより快適。「羽毛に包まれる」感覚が、以前に増して心地良く感じる。
・背中が、事の外「楽」。マットの効果「大」でしょうが、寒さも、痛さも感じず。
・足元が少し寒い。。シュラフ180㎝の大きさなので、20㎝弱の空間が出来るせいか。靴下を履く。
 前回は素足で気にならず。。シュラフの空間部分を縛る等の対応で解消できると思う。
・お尻(体の出っ張り部分)に寒さを感じる。。着替えのフリースを敷いて解決する。。
・マットは小さめの方が、体にフィットして、雪に沈み込んだ時に無駄な空間が出来ない。

色々考えながら、、爆睡

2時間後


顔が冷たくて、目が覚める。。。
降雪の為。顔に雪が直撃。。。続行不可能になり 撤収。。。

顔に雪が掛からなければ、朝まで熟睡できたと思う。。

もう少し、「マシ」な雪洞であれば、いけるかも~。

庭先での 雪洞泊 癖になりそうです。 


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