CWとバラとアウトドアの日々

AM08:41　トレースが微妙に・・・・。




　　　　　　　　　　　　

雪の深さは「膝下」から、、「膝上」。私と体重差約40kgのゆかい隊員は「腰」までぬかるむ。一歩一歩が辛い




AM09:00　「ワカン」登場
　　　　　　　　　　　　靴底に付いた雪を落とすのに一苦労

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AM09:16　「篭山（左）」、吹雪の切れ間から見える「鉄山（右）」を捕捉。
　　　　　　　　　　　「トレース」が消えた状態で、2点確認法を使い現在地と見えない「安達太良山」の方向を確認。

　　　　　　　　　　　※2点確認法、ボーイスカウトでも採用されてる一般的な現在地確認法（ゆかい隊員　談）　
　　　　　　　　　　　アナログ人間なせいなのか、ガーミン・iPhone　2台のＧＰＳで誤差がないか確認しても目測が無いと不安。


　

AM09:24　「ワカン」により大分浮力が付き歩き易くなるが、、、「薮漕ぎ」。。
　　　　　　　　　　　　普通のカッパじゃ裂けそう。。。


　
この「薮」超高級ウエアー使用のゆかい隊員は破損が心配でしょうが、トレースが無くなった状況では、
切り株や赤テープの「目印」が凄く頼もしい。







AM09:47　30分以上の「薮」との戦いが終わる。ここからは全く道の目印が無くなる。
　　　　　　　　　強風でトレースが消えたものと思っていた事が誤りで、
　　　　　　　　　途中で下山。もしくは「くろがね小屋」へのルート変更により誰も歩いてない、、
　　　　　　　　　のでは。。。。。との憶測が。

　　　　　　　　　時折吹雪。でもGPSと目視による「篭山」右を通るルートは確認できる。
　　　　　　　　　「ルートファイティング」開始



「ワカン」を装着しても　サラサラした新雪では浮力が今一。どうしてもぬかるむ。。　次の目標はダイエット、、、




AM10:02　登りが始まり、一気に登る前に、雪を踏み固め平坦な場所を作り休憩。
　　　　　　　　　すでにかなりヘロヘロ。。。



「行動食」。。私。空腹感は無いんですが、ゆかい隊員の食欲につい、つられて。。
保温材として「張るホッカイロ」を今回使用。。。赤岳程の効果がなく、おにぎり「凍る」、、美味しくない（泣）。



「テルモス」での暖かくて甘い紅茶はやっぱり一番



でも、冷たい「ポカリ1リットル」がぶ飲みのゆかい隊員

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金額、手軽さ、重量、凍らない。 購入決定です ^^v

AM10:17　「つぼ足」から腰までの雪に。
　　　　　　　　　膝までの雪でも、「つぼ足」で1歩足を前へ出すのはかなりの重労働。。
　　　　　　　　　それが、腰までとなると前へ進む為には、前の雪を足で崩しながら。。全然進まない。



AM10:37　20分経過、、息が上がる。。もう足で雪を崩しながらは限界。
　　　　　　　　　　前方傾斜の雪は胸まで。ポールと手で雪を切り崩し踏み固めながら進む。　




AM10:43　らちが明かない。。ピッケルで　雪を切り崩す。　

The「ラッセル」

AM10:50　一峠を超え、達成感の笑顔　






かなりの運動にも拘らず、噴出す汗は無し。
全く「汗冷え」を感じない。レイヤリングと、体温調整の方法が解ってきた。


2台のGPSで、確認しながら進むものの、ルート修正しながら見えない山頂を目指す。




AM11:09　やっと「ちちくび」目視で捕らえる。　




AM11:12　「くろがね小屋」分岐

ここまで、夏コースレコード40分を3時間。。。ラスト　25分

　




このま真直ぐ山頂を目指すか、ルート確認



「竹杭」発見。。。でも　トレースは無い。






膝に全く不安を感じない私。。「ワカン」全開。進む進む。。。
後ろを振り返れば　埋まってる。。　　体重40kgの差は大きい。




PM12:34　お疲れ～。。



てっぺんはもっと上。。駆け上がる　ゆかい隊員







PM12:42　「くろがね小屋」分岐から25分を1時間30分

夏タイム1時間05分
を
4時間30分

強風と吹雪で社も凍る



気温-10℃、強風で体感温度下がる～。



「Zシート」は？　とうとう登場しなくなる。。



　　　　　　　　
「汗冷え」は無いものの、寒い。。さっさと下りる。



三脚持参の私。折角だから集合写真　充実感がみなぎる～。




三脚を仕舞い、後は下山と気合を入れていると。。後続が続々と登頂。

「ありがとうございます。お陰で助かりました。」

首から「地図」「コンパス」をぶら提げて、
見るからに使い込まれた道具の「山や」の方に声を掛けられる。

まさか、我々のラッセルにお礼を言われるとは

登りきった以上の充実感・達成感。。

山やって良かった～

寒さとは別に心はホッコリとしながら後はひたすら下山










トレースは無し



やはり、腰まで埋まる。



薮越え



PM02:06　ようやく「トレース」が現れる　



PM02:36　最後の休憩　テルモス　温かさと甘さに　癒される～。。今回飲み切る　



PM02:44　後は「ヒップソリ」で一気　



リフトを見たとたん。。。「福島にお金を落とそう」と言うことで　一人900円で下山。








「ルートファイティング」の難しさ、「ラッセル」は最低でも3人。
冬山は、標高ではない。

反省点　は多々あれど、

後方の　山や　の方に　言われたお礼。。。一人前に一歩近くなったのかな～。

それと、全く不安を感じなかった「膝」。。。この収穫が一番でした。

努力は裏切らない。。

更なる、体、道具、技術　の「鍛錬」を続けます。